理事長 金 修よりご挨拶を申し上げます
乙巳の年は、新たな人材マネジメントに挑戦!
あけましておめでとうございます。
毎年、長年使っている書籍から干支の持つ意味を確認していますが、合わせて生成AIに確認してみました。それらの切り取りになりますが、人材マネジメントの視点で「乙巳(きのとみ)」の持つ意味を考えてみます。
- 再生と変化の年、新しい挑戦に適した年
これまでの全社的な人材マネジメントの多くは、一定規模の組織単位であり、社員個々に関するマネジメントは当該職場の責任範囲で行っているケースが多いと思います。しかし、人的資本経営の実践となると社員個々に関しての人材マネジメントも、全社的な取り組みを行うことが求められる時代になってきました。
そのための第一歩は、「全社的な人材の見える化」です。是非iCDなどを活用して、新たな人材マネジメントに挑戦して頂きたいと思います。
- 努力が実を結び、物事が安定していく
既にiCD活用など、新たな人材マネジメントに踏み出した企業が、年々増えてきております。それらの企業にとって、今年はその努力の結果がより鮮明に表れ、人材の採用やスキルアップ施策がより定着してくる年といえそうです。
- 知恵と粘り強さを持って物事を進める
人材に関する施策の結果を確認できるには、長い時間や期間を要します。人材マネジメントには即効薬はありません。人材の見える化が図られると、その結果によって必ず新たな知恵が出てくるはずです。引き続き粘り強く活動を続けて頂きたいと思います。
当協会は昨年iCD3.0を公開するなど、新たな人材マネジメントに踏み出す方々、そして人的資本経営や新たなJOB型マネジメントなどの社内展開に腐心されている方々の労力が、少しでも少なくなるよう、iCDのエンハンスや研究委員会活動など、精力的に行っております。
これからも皆様からのご意見などを反映しながら、活動を行ってまいります。多くの皆様の協会活動への参加をお待ちしております。
今年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
2025年1月吉日
一般社団法人 iCD協会
理事長 金 修